スタッフブログ
🍁季節の変わり目
皆さんこんにちは☀️歯科医師の森上です。
最近朝晩涼しい日が増え、過ごしやすくなってきましたね!
季節の変わり目は「自律神経の乱れ」や「免疫力の低下」が起こりやすく、口の中もその影響を受けやすい場所です。
不調を感じたら、生活習慣を見直しつつ、早めの歯科受診をおすすめします☝️
🍂 季節の変わり目に起こりやすい口の中のトラブルをご紹介します
1. 口内炎ができやすくなる
原因:免疫力の低下、ビタミンB群の不足、睡眠不足やストレス
特徴:舌や頬の内側に白い潰瘍ができて痛い
食事や会話がつらくなる
2. 口が乾く(ドライマウス)
原因:空気の乾燥(特に秋〜冬)
自律神経の乱れによる唾液の減少
ストレス、薬の副作用(抗アレルギー薬など)
影響:口臭の悪化、虫歯・歯周病リスクの増加
食べ物が飲み込みにくい
3. 歯ぐきが腫れる・出血する
原因:歯周病菌の活性化(体の抵抗力低下)、ブラッシング不足
季節性の要素:秋や春は体が疲れやすく、歯周病の悪化を招きやすい
噛んだら痛い、歯茎から血が出るは、虫歯が原因ではなく歯肉炎・歯周病が大きく関係しています。
4.口臭が強くなる
原因:口の乾燥+免疫低下
胃腸の不調(秋は消化器系が疲れやすい)
食生活の乱れ(偏食や甘いものの摂りすぎ)
マスクをする時期になると意外と口臭を気にされてる方多いです。
【口臭の原因】
歯垢・歯石の蓄積
→ プラークがたまると細菌が増殖し、臭いの原因になります。
● 虫歯や歯周病
→ 歯周病菌は特に強い悪臭を出します🦷
● 舌苔
→ 舌の表面にたまった細菌や食べかす。白っぽく見えるものです
● 口の乾燥(ドライマウス)
→ 唾液の量が減ると、口の中の細菌が増え、口臭が強くなります
ご自身でのセルフケアでは磨けてる方でも7割程度しか汚れを落とせてないといわれています。残りの3割はプロフェッショナルケアでないと難しいです。
体調とお口の健康は密接に関係しています。
季節の変わり目には、「ちょっとした不調」でも見逃さず、早めのケアを心がけましょう。
ご自身のお口の状態に是非目を向けてあげてください。
10月も宜しくお願い致します🙇♂️