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こんにちは。
歯科衛生士の深川です。
最近、インプラントを担当させて頂く機会が多いのでインプラントについてお話しします!
まずインプラントとは、歯を失った箇所にインプラント体という人工歯根を埋め込み上に人工歯を装着して歯を補う治療方法です。
インプラントは天然歯とは違い虫歯になりません。
しかし、注意が必要なさまざまなトラブルのリスクは存在します。
インプラント治療後の代表的なトラブルとして挙げられるのが、インプラント周囲炎です。
インプラント周囲炎とはインプラントの周辺組織に炎症が生じる病気です。
インプラント治療後にケアやメンテナンスを怠り、歯周病菌がインプラントと歯肉の間で増殖することで発症します。
初期段階では、痛みなどほとんどありません。
注意すべきなのは、インプラント周囲炎は歯周病と比べて進行速度が非常に早いという点です。具体的には、天然歯の歯周病と比べて10〜20倍の速度で症状が進行します。
天然歯の根と顎の骨の間にある歯根膜が、インプラントにはありません。歯根膜がないので細菌への抵抗力が低下し、炎症が広がったり骨吸収されたりするのが速いのです。
インプラント周囲炎にかからない為にも日々のケアやメンテナンスが大切です。
インプラントを長持ちする為には定期的なメインテナンスにお越しいただく事をおすすめします^^