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こんにちは、歯科助手の坂本です。
雨の日が続いていますね、湿度が高い事によって体調不良になる方が多いようです。皆様お気をつけくださいね。
さて、皆様はドライマウスについてご存知でしょうか??
ドライマウスとは、口腔粘膜の乾燥や保湿度の低下をきたす状態の事をいいます。
お口の中が乾燥する事によって、味覚障害,舌痛,齲蝕,歯周病,口腔カンジダ症,発音不明瞭、義歯疼痛等いろいろな症状がでると言われています。
原因としては、降圧薬、利尿薬、抗精神病薬、NSAIDs、抗アレルギー薬などの多剤併用による唾液分泌量の低下。糖尿病や尿崩症、脱水や幅吐による体液・電解質異常、口呼吸や摂取水分量の不足が要因でおこるそうです。
ドライマウスの対応としては、
原因療法は、①薬剤の副作用の除去、軽減、②睡液分泌改善薬、③水分供給、④口腔の理学療法(マッサージ)、⑤生活習慣や体質の改善、⑥咀嚼機能の回復などが挙げられ。また対症療法としては、①人工睡液、保湿剤。②粘膜痛や違和感への対応、③口腔ケアなどが挙げられます。いずれも決定的なものはなく、試行錯誤的に組み合わせて用いられることが多いようです。
ドライマウスは、加齢と共になる事も多いようです。唾液腺マッサージや、保湿剤等いろいろご相談にのりますのでお気軽にご相談ください!!