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こんにちは。
歯科衛生士の深川です。
今日は
『歯ぎしり・食いしばり』について
お話しします!
夜間だけでなく
日中の歯ぎしり・食いしばりも合わせると
約80%近くの方がしている可能性があると
言われています。
では歯ぎしり・食いしばりとは
具体的にどのような事を言うのでしょうか。
実は歯ぎしり・食いしばりは様々な種類があります。
①グラインディング
顎を左右に大きく動かして歯を擦り合わせる。
(主に寝ている間に起きる事が多い)
②クレンチング
力が入るところで咬み込みを繰り返す。
歯を力強く噛みしめる。
③タッピング
顎を垂直的に動かして歯を鳴らす。
上下の歯をカチカチと噛合わせる。
④TCH (Tooth Contact Habit )
歯列接触癖と言われ、物をかむ時や飲み込む時以外に上下の歯を接触させる癖。
実は音が鳴らない歯ぎしり食いしばりもありますし睡眠時の歯ぎしり食いしばりは歯に与える力は強大で実際に歯にかかる負荷は自分の体重の倍以上とも。
そして歯ぎしり食いしばりは口の悪習癖とも呼ばれており自覚症状がない方も沢山いらっしゃいます。
では、なぜ危険な事なのかと言うと実は歯、顎、筋肉に様々な影響を及ぼすと言われております。
例えばこのような事があげられます↓
・歯がすり減る
・歯がしみてくる
・歯にヒビが入り割れやすくなる
・詰め物や被せ物ががすぐ取れる、欠ける
・歯周病が進行する
・むし歯になりやすくなる
・インプラントに悪影響を及ぼす
・顎の骨にダメージを与え顎関節症になる
・朝起きたときに顎がだるい
・肩こり首こりが起きやすくなる
・頭痛を引き起こしやすくなる
、、、など
当てはまるものはありましたか?
そもそも歯ぎしり・食いしばりの原因としては
心因性、ストレス性のものや、力仕事をされている方やスポーツをされている方。
日常から食いしばる癖がある人ほど寝ている間も同様の現象が起こっている可能性が高いです。
昼間の歯ぎしり・食いしばり対策としては、まずは、意識して気づくことです。
仕事や勉強に集中している時など
歯が触れていないか
噛み締めていないか
自分で意識するようにしてみましょう!
その他、ご不明な点がございましたら
お気軽にご相談ください^^