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下歯槽管との距離(インプラントプランニング)

院長の郡です。深夜3時ですが、インプラントご希望のケースが多くプランニングさせて頂いております。 ご用命頂けること光栄に思います。インプラント専門医として貢献していきたいと思います。   下顎の臼歯部においては下歯槽神経との距離が最大の注意点になります。 今プランニングしているケースですが、赤い〇が下歯槽神経です。どんなうまい術者でもプランと全く完全に一致するインプラント埋入は無理でし...

チタンアレルギーテスト(インプラント)

院長の郡です。日々インプラントの希望の患者様の治療を成功させるべく、一症例一症例外科プランニングをしております。 インプラントをご希望の患者様、チタンアレルギーは前もって調べておりますか? インプラントをしてしまったあとにアレルギーが見つかると、大変なことになります。 上記はインプラント後のチタンアレルギーが発症したという論文報告ですが、皮膚症状、インプラント周囲の骨吸収が 発生し、撤去に至って...

インプラント 傾斜埋入か普通埋入か?

博多こおり歯科院長の郡と申します。18年のインプラント臨床経験で多くの症例を経験してきました。   インプラントの埋入角度や方向は重要で、基本は「インプラントに理想的な咬合力がかかる角度」に 埋入するのが鉄則です。上顎であれば対合歯の頬側咬頭を向けます。下顎であれば、対合の頬側咬頭を向けます。   ただ、骨の都合で、このような埋入が難しいケースも出てきます。その時に補綴的都合は...

リッジプリザベーションで抜歯後の歯槽骨の減少量を少なくする

博多こおり歯科院長の郡と申します。 インプラント臨床を更に高めるべく、仕事の合間にインプラントの学び直しをしております。 本日は、リッジプリザベーションを勉強しました。抜歯後、歯槽骨は減少するので、特に前歯部では インプラント埋入が難しくなります。 そこで、歯槽骨の減少量を抑えるために開発された方法がリッジプリザベーションです。 これには2つの材料を使います。顆粒状の骨とバリアメンブレンです。 顆...

無歯顎のインプラントに使うCT用テンプレート

院長の郡です。 インプラントにはいろんなケースがありますが、本日は無歯顎の方のインプラントのプランニングを行っています。 歯が無くなっても、食事を楽しんで貰いたく、貢献したいと思っております。   歯がない場合、顎の骨にインプラントをして、それを支えに歯をつくるわけですが、ただ骨にインプラントを埋め込めば 言い訳ではありません。TOP-DOWN TREATMENTと言いまして、最終的に作...

インプラントプランニング2症例

院長の郡です。インプラントをご希望される患者が増えており、ご期待に応えるべく夜を徹してインプラントプランニングを 行っております。 本日は2症例プランニングさせて頂きました。 ①骨密度をHU値で表示しますが、HU値が低い場合は2回法を選択するか、もう少し骨の成熟を待つかを検討いたします。 ②インプラント埋入に際しては近遠心的スペースが必ず6mm以上必要です。それに伴い術前矯正や補綴が必要なケース...

インプラントの咬合

院長の郡です。院内ミーティングを行い、インプラントの咬合について確認しました。 3点ピックアップすると以下の内容になります。 ①インプラントの咬合接触は隣在歯と同じ高さに調整する ②側方力は大きく与えない ③できるだけ歯の中央で咬合させる いずれも、インプラントの長期予後を考えた咬合様式となります。 その他、隣接面コンタクト接触は天然歯間よりやや強めに調整する等。 臨床と研修を繰り返しながら、み...

2.9mmの細いインプラント新発売

こんばんは、院長の郡と申します。 最近では直径が2.9mmという細いインプラントも発売しています。 骨が少なく、細い症例もありますので、このようなインプラントがあると わざわざ骨を作る手術をしてインプラントをしなければならないケースも適切な位置にインプラントを埋入するだけで クリア出来たりします。いわゆる低侵襲手術に活躍します。低侵襲でいければ、手術代も抑えられ患者負担も減ります。 時代の進化に...

インプラントの手術計画はどのようにしてつくられるのか?

院長の郡です。難症例の治療やインプラント手術等、難しい治療を日々担当させて頂いております。 それが、成功した場合の喜びはひとしおです。 最近は私がインプラントを担当する症例がとても増えております。 Q)そこで手術計画はどうやって作っているの? A)知識と経験からコンピューターシミュレーションで作っている。 が正解となります。 10年前までは、パノラマ写真、CTフィルム、石膏模型をみて手術計画を立案...

動きやすい下顎総義歯をインプラントにより安定を得る

院長の郡です。 インプラント専門医たる責務を全うし、咀嚼困難の患者を救うことに尽力すべきと考えております。 タイトルの下顎の総入れ歯は咀嚼能力の回復ができますが、義歯が安定しにくいことから使えはするものの 患者が満足するほどの咀嚼機能の回復は難しいです。 そこで、インプラントを用いることで、下顎総義歯の安定は飛躍的に向上いたします。 今回、日本口腔インプラント学会誌の田中穣治先生の論文を閲覧し、学...
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