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院内感染予防

Infection prevention

博多こおり歯科の院内感染予防

キレイな病院からしか、キレイな歯科治療は出てこないと考えます。たとえどんなにキレイな詰め物の治療を行っても、その詰め物をするための器具が充分に滅菌・消毒されていなければ、それはキレイな治療とは呼べないと考えます。キチンと滅菌・消毒が施されたキレイな器具を使用して、一人一人の患者様を治療する院内感染予防対策は病院がまず第一に優先して行うべき事項だと考えます。病院としてあるべき姿の根底には「安心・安全」があり、院内感染予防対策はその一旦を担います。

ただ、院内感染予防対策は決して簡単な取り組みではありません。すべての製品をディスポーザブルで使うとかなりのコストがかかりますし、滅菌には様々な医療機器が必要ですし、器具により滅菌方法が異なりますし、何よりスタッフの滅菌に対する理解が必要です。博多こおり歯科は、開業時より「院内感染予防対策」をレベルアップすべく常に取り組んで参りました。それはひとえに患者様への愛から来るものだと考えます。自分の家族を治療するように、一人一人の患者様の治療に取り組んで行きたいと考えます。一つ一つの医療器具を次に使う患者様のことを考えて丁寧にキレイに滅菌して治療準備を行い、ご来院をお待ちしております。

以下で、当院の院内感染予防対策の取り組みの一部を紹介いたします。

博多こおり歯科には、
日本医療機器学会が認定する滅菌技士が複数在籍しています。

院内感染予防を励行するためには、個々の院内感染に対する理解が必要です。当院は多くの医療スタッフが滅菌技士の認定を受けおり、院内感染予防に対する意識が高い歯科医院です。

  • 第2種滅菌技士認定証
  • 第2種滅菌技士認定証
  • 第2種滅菌技士認定証
  • 第2種滅菌技士認定証
  • 第2種滅菌技士認定証
  • 第2種滅菌技士認定証
  • 第2種滅菌技士認定証

徹底的な洗浄

使用後の医療機器の洗浄はとても重要で、洗浄により99%の物理的な除菌ができると言われます。洗浄には3つの方法があります

機械洗浄
手洗い 手作業でブラシやスポンジを使い、器具の汚れを落とします。付着して間もない汚れほど取れやすく、この工程はできるだけ早くする必要があります。滅菌スタッフは、滅菌された強固なグローブをして手洗いを行い、鋭利な器具から身を守ります。
浸漬 使用後すぐに洗えない器具は、タンパク質分解酵素入りの洗浄液に器具を浸漬させておき、血液・体液による汚れを分解・除去します。
機械洗浄 超音波洗浄器やウォッシャーディスインフェクターを使った洗浄です。超音波洗浄器は手洗いでは難しい細かい汚れの除去に向いています。ウォッシャーディスインフェクターは、洗浄・消毒・乾燥を自動で行える機械です。

ウォッシャーディスインフェクターによる高水準消毒

高水準消毒

洗浄が終わった器具はウォッシャーディスインフェクターにかけて、高水準消毒を行います。本機は洗浄→消毒→乾燥までを全自動で行う優れものです。消毒のレベルは高水準消毒に分類され、芽胞が多数存在する場合を除き全ての微生物を死滅させます。B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスもこの行程ですべて死滅します。

4台の滅菌器による滅菌

  • クラスB滅菌器
  • クラスN滅菌器
  • 急速滅菌器
  • ガス滅菌器

を備えています。これらの滅菌器でプリオンも含めたすべての病原体を死滅させます。

滅菌器

手洗いの励行

術者の手がキレイであることはとても大事で、術者は頻繁に手洗いを行います。ヒビテンと言われる消毒液を含んだ薬剤で手洗いをし、消毒用エタノールでさらに消毒・乾燥します。この方法を厚生労働省も推奨しています。

手洗いの励行

使用後の治療台の二度拭きによる清拭

歯科治療台の使用後は毎回二度拭きによる清拭を行います。1回目は塩化ベンザルコニウム等の消毒薬剤を染みこませた1回使い切りのクロスで触った場所全体を吹き上げます。吹き上げ後は、1分間留置します。消毒薬により肝炎ウイルス等を死滅させるためです。※アルコールは感染源となるタンパク室を凝固させる可能性があるため、使用しておりません。2回目は、マイクロファイバー製の清拭能力の高いクロスで触った場所を再度吹き上げます。このことにより感染源の除去および、残留薬剤による器材の劣化を防ぐことができます。

治療台の二度拭き

滅菌パックの単回使用

滅菌パックは、1回切り使用して使用後は捨てます。2回目以降の再利用は十分な滅菌効果が得られないためです。

滅菌パックの単回使用

ディスポーザブル製品の使用

エプロン、診療台のクロス、歯科用トレー等はディスポーザブル製品を使用しており、1人の患者様に使用後は処分します。歯科用トレーも滅菌して使用しております。

ディスポーザブル製品

患者様ごとのグローブ交換

当然ながら、グローブの使い回しはしません。術者およびアシスタントを含めて患者様ごとにグローブ交換をします。使用後のグローブは捨てます。

50本のハンドピースの患者様ごとの滅菌使用

実際に患者様のお口の中に入るハンドピースは1患者様ごとに滅菌処理して再使用します。ハンドピースは手作業により洗浄した後、しっかりと乾燥し、ルブリナと言われる自動注油機に入れ内部を高圧洗浄してから、滅菌パックにいれて急速滅菌器で滅菌します。ハンドピースは1本が10万円以上もする高価な機械です。多くの患者様に完全滅菌処理して使用するために、全部あわせると約50本所持しています。

ハンドピース

3wayシリンジの患者様ごとの滅菌使用

診療に使用する水と風が出る3wayシリンジと言われる機械は診療でよく使用し、口腔内に入る道具です。その先も20本以上所持しており、患者様ごとに滅菌して使用いたします。