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最近インプラントが多く、忙しい時はお休みの日を利用して手術計画を立案します。お力になれるべく、頑張ってまいります。
ちなみに、インプラントは成功率が高い治療ですが、コストがかかります。
そこでケースによっては、「歯の移植」が適用となるケースもあります。
移植は10年生存率が73%とインプラントに比べると生存率が低い治療です。
(伊藤公二ほかスタディグループ救歯会;自家歯牙移植の予後を検証する2-712歯の臨床統計に基づく、自家歯牙移植のサバイバルレート:歯界展望,vol.119 No.4 2012-4,609-633)
ただ、メリットは保険適用で処置ができることです。
全症例で移植ができるわけではないので、CT等と用いた術前検査が必要となります。
こちらの症例は、親知らずを手前の歯に移植したケースです。
余談ですが、手前の歯は根の病気があり、それの治療もうまくいきました。
だいたい親知らずをどこかに移植するケースがおおいですが、たまに親知らずではない歯を移植するケースもあり、ケース毎に判断します。
最近は、ネットで調べて詳しい患者さんが移植を希望していらっしゃる場合もあります。検査の上で最適なプランを提案させて頂きます。
今後も私がみなさまのお力になれれば幸いです。