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院長の郡です。現在もインプラントご希望の患者様が多く、日々残ってプランニングさせて頂いております。
上顎においては、上の奥歯を失って噛みにくいとおっしゃる患者様でインプラントご希望の患者様は多いです。
ご希望の患者様は多いのですが、骨の状況によってはインプラントが難しい場合もあります。骨は弱い場合が多いです。
そのような場合に、このようにバイコルチカルの埋入は1つの選択肢となります。
本症例は今回└7を追加しましたが、インプラント部のHU値は190と弱い骨質であることが分かっていました。
そこで、バイコルチカルな埋入で対応させて頂いております。バイとは、歯槽骨と上顎洞底骨で固定すると
いうことです。歯槽骨は言い方を悪くするとスカスカなのですが、上顎洞庭骨は硬いので、必ずではないですが
あたったら感覚で分かります。最近では上顎洞穿孔のリスクを減らすため、このような埋入もサージカルガイドを
用いて行います。
本症例は└45も骨質が弱くバイコルチカルとしており、現在プロビジョナルはとても経過がいいです。
本症例は└6相当部は骨がなくインプラント埋入が不可能です。サイナスグラフトをする方法もありますが、
コストと侵襲が大きくなるため、このような埋入をするプランを立案し、プラン通り終わっております。
今後も私のインプラント経験が貢献できれば幸いです。