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こんにちは!歯科医師の北原です!☺
突然ですが、日本人の抜歯の原因で多いのは何でしょう。もしかしたら聞いたことがある方も多いかもしれませんが、『歯周病』です。2018年の永久歯の抜歯原因調査報告書によると、『う蝕(むし歯)』よりも多いんです。喫煙者の方ですと、その割合はさらに大きくなります。
また、世界の重度歯周炎有病率についてですが、40歳以上の25%が重度歯周炎で、重度歯周炎の発症ピークは30代後半というデータが出ています。
さらにさらに、歯周炎になると、骨が溶け歯茎が下がり歯の根っこが見えてきます。そうすると、歯の根っこの部分はむし歯に弱いので、むし歯にもなってしまう、、、。
歯周病は『silent disease(静かなる病気)』と言われています。すなわち、ひどくなるまで自覚症状が出ません。痛みが出た頃には抜歯なんてこともよくあります。なんとなく歯周病の恐ろしさが伝わりましたかね?(笑)
みなさん、定期検診やメインテナンスにしっかり行きましょうね🦷