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歯科医師の高尾です。
先日、太宰府の九州国立博物館に行ってきました。
現在、特別展で「室町将軍 戦乱と美の足利十五代」が開催されています。
江戸時代や鎌倉時代と比べるとやや影の薄い印象がありますが、足利幕府が240年の間政権を保った室町時代は、武家文化や公家文化が混じり合い、能や狂言、茶の湯、書院造や枯山水など独自の文化が洗練された華やかな時代だったようです。
(ちなみに、今回の展示には関係ありませんが、現存する日本最古の木製の入れ歯は室町時代に作られたものです。)
普段は京都の等持院に安置されている、歴代の足利将軍の木像が一堂に展示されていたのは圧巻でした。各将軍の特徴をよく捉えており、それぞれの表情に生彩があって一見の価値があります。
九州では今しか見れない貴重な文化財を拝観できますので、歴史に興味がある方もそうでない方も、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
展示は来週9月1日までです。