クリニックブログ
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博多こおり歯科 郡と申します。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
私は相変わらず忙しい日々が続き、平日は帰宅できない日も多いですが、そんな中でも30分でもランニングしたり、
コーヒーブレイクをとったりと気分転換、リフレッシュをしながら頑張っています。家や子供を守ってくれる妻に感謝をいたします。
そして、お仕事をさせて頂ける患者様に感謝いたします。
歯がなくなった部分にインプラントをさせて頂くケースも多くありますが、最近はインプラントの歯の作り方が1択化されて
いっているように感じます。「チタンアバットメント+ジルコニア」です。以下のような歯になります。
歯ぐきの中に入っているインプラントの本体に歯をネジ止めして、インプラントの歯が入ります。
銀の部分はチタンで白い部分はジルコニアです。昔は多種多様な歯をつくってきましたが、このような設計が確立されてから
昔の歯を選択する意味があまりなくなってきました。
チタンは生体親和性が高く、軽く、適合がよく、強度が高いです。
ジルコニアも生体親和性が高く、キレイで、強度が高いです。
それを組み合わせてインプラントの歯を作ると、とても長持ちしてくれます。(昔のハイブリッドセラミックやセラミックの
上部構造は割れて修理をするケースが多くあり、大変苦労していました)
割れることがほとんどないので、患者さんに迷惑をかけません。ですので、キチンと清掃、メインテナンスをして
キレイに管理すればそのままの状態で長持ちしてくれます。
昔のジルコニアは変色があったりもしましたが、最近のジルコニアはとてもキレイで変色もありません。
できれば、このような長持ちする設計でつくらせて頂ければ幸いです。
(ご自身の歯のかぶせ物にもジルコニアはとても有効です)
これからも、患者さん中心の医療を継続してまいります。
なんたる人にも、慈しみの心をもって接すべきだと考えております。
院長 郡英寛