クリニックブログ
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郡です。
博多こおり歯科では、教育にも真面目に取り組んで行きたいと思っており、また副院長の希望もあり、九州大学病院の研修医の研修施設となるべく取り組んでいます。厚生労働省が認める研修施設となるには、歯科医師数や歯科衛生士数の規程がありますが、それらは幸い充分にクリアしており、あとは「指導医講習会」への参加が必要となります。
そこで、11/10,11の2日間鹿児島大学病院で開催された指導医講習会に参加してきました。鹿児島大学は多くの予算をかけて、とても立派な新しい施設である、医学部臨床研修棟を建設しており、今回の講習会はそこで開催されましたが、新しい研修室、立派な設備、そして桜島ビューの立派な景色が臨める素晴らしい施設でした。
桜島の噴煙は本日は海の方向に流れており、こちらには今日は影響ないということでした。
2日間のワークショップは内容が詰め詰めで、よく言えば充実した講習会でした。厚生労働省が臨床指導医になるには最低16時間のワークショップを受けなければならないという規程があるようで、2日間で行うとギュッとしたセミナーとなります。
セミナー内容はとても実りある内容となりました。研修医の問題点、指導医の問題点、医療安全・院内感染、研修医制度、カリキュラムの立案と実践等、そのすべてが研修医のみならずスタッフ指導にも繋がる内容で参考になる部分が多かったです。参加してよかったと心から思いました。ただ研修医をやとって、半年間やってもらえばそれでいいという訳じゃなくて、研修医を研修修了証が発行できるレベルにまで育て上げるべく、指導医も多くの労力を教育に費やす必要があると思います。研修医が2年後にもし来たら、他の同期の研修医よりもレベルの高い歯科医師に育てるべく頑張りたいと思います。
AWAYの地に1人で乗り込んだので、完全孤独の寂しい研修かと思ったら、九州である歯科医師の集いとなると狭い関係となり、九大にいらっしゃった教員の先生や、私が臨床指導をした先生や医局を研修で回った先生や講習会セミナーで一緒になった先生など、知っている先生が沢山おり、AWAY感はほとんどありませんでしたので幸いしました。
折角鹿児島に来たので、研修以外にも何かしたいと考えましたが、研修スケジュールがタイト過ぎて、それ以外の時間がほとんどなく、せめてラーメンだけでも食おうと思い鹿児島ラーメンを食べました。博多よりももっとぎっとりしたイメージでちょっとキツい感じでしたが、味は美味しかったです。(食いかけの写真で申し訳ありません・・・)
鹿児島市内のランもしたくて、朝5時に起きて、市内を軽くランニングしました。ちょうど近くに川沿いのランニングコースがあり、ここも走りました。早朝ランは気持ちよかったです。
臨床家のみならず、教育者としてもレベルアップすべく頑張ります。